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「萌え」なんて言葉を知らなかった頃から大好きなキャラクターがいます。


img146.jpg  高橋留美子「犬夜叉」/小学館 8巻 p.95 


「犬夜叉」の桔梗です。


犬夜叉 (1) (少年サンデーコミックス)犬夜叉 (1) (少年サンデーコミックス)
(1997/05)
高橋 留美子

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犬夜叉
1996年50号-2008年29号連載 全56巻

「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」などで大ヒットを連発した高橋留美子先生の長編作品。
12年間にわたって週刊少年サンデーで連載され、2度のアニメ化、4度の映画化もされました。
「戦国お伽草紙」と銘打たれたこともあって、上記の3作とは毛色が違うアクション重視の冒険譚----どちらかというと、高橋先生のライフワーク「人魚の森」シリーズに近いような気がします。

自分が「犬夜叉」を知ったのは今から1X年前の●学生の頃。
その頃にはもう単行本は5巻くらい出てたんですが、何故か最初に買ったのは5巻。
(裏表紙のあらすじを読んで気になった巻から買ってしまう妙な癖はいまだに残ってます・・・)
つまり1~4巻までの間に少しずつ絆を深めてきた犬夜叉とかごめよりも、初めて読んだ巻で劇的に復活した桔梗の方が遥かに強い印象として残ったわけで・・・。

そこからはもうぐんぐん物語に引き込まれていきました。
なにせ「犬夜叉」は、それまで自分が読んできた漫画たちとは明らかに違う世界観です。

生まれ故の宿命。
親子・兄弟の情。
仲間との絆。
種族を超えた絆。
本当の強さ。
生死を超えた愛。
人間の醜さ・温かさ。


ひとつの作品にこれだけの要素が詰め込まれてるんです。

そんな「犬夜叉」には、12年間に及ぶ長期連載のなかで敵味方を含めてたくさんのキャラクターが登場します。
でも「酷い奴だなぁ」と思うことはあっても、心から「嫌い」と感じるキャラクターは一人もいませんでした。
これって結構すごいことだと思います。高橋先生が描く世界のどこかしらに「優しさ」があるからでしょうか・・・。

なかでも登場回数の少なさにもかかわらず、登場すれば物語の空気を引き締め、主人公の犬夜叉とストーリーに影響を与えていくのが桔梗です。

生前の慈愛に満ちた姿も、復活後に犬夜叉への愛憎を糧に生に執着する姿も、真相を知ったのちにたった一人で孤独に闘いつづける強さも、その全てがまだ●学生だった自分を震撼させました。こんなに複雑なヒロインを見たのは初めてだったからです。
愛する者に一途で、遠くから絶えず見守り、いざという時には相手の誤解も恐れずにただ真っ直ぐに突き進む、女性の強さと儚さを併せ持つ少女・・・もう大好きです。




正直に言うと、一時は「犬夜叉」の展開に中だるみを感じて飽きかけていた時期もありました。
本誌を買うこともなくなり、単行本が出たら惰性で買うという感じだったんですが・・・桔梗が登場してくれたらやっぱり嬉しかったです。

「あ、やっぱり桔梗が一番好きだな」と。

自分にとって、「桔梗がどんな結末を迎えるか」が「犬夜叉」を読み続ける理由にまでなっていました。
犬夜叉と手を取り合って生きることは不可能なのは分かってる。
でも、せめて彼女にとって納得のいく、心から微笑むことのできる最期であってほしい。

そして、自分の想像とはだいぶ違ったものの、桔梗はその願いどおりに物語から退場します。
最愛の人の腕の中で、全てを託せる存在を見つけ、感謝し、涙を流して微笑んで。

桔梗の成仏で、自分の中で「犬夜叉」という物語は一旦完結しました。
あとは、桔梗が遺した想いと共に犬夜叉達が奈落を滅ぼし、彼らが自分たちの未来を掴む姿を見届けるだけ。



このキャラが大好き。活躍を見たいからたくさん登場してほしい。幸せになってほしい。
今考えてみれば、桔梗は自分の「萌え」という感情の原点だったんだなぁと。


原作が終わって早5年。
連載終了後に異例の完結編がアニメ化されたり、震災復興企画「ヒーローズカムバック」で読み切り復活したり、ワイド版全30巻が刊行され始めたり、「犬夜叉」の勢いはまだまだ衰えません。



このブログでは、主に桔梗について愛でたり考察していきます。
恐らくそんなブログはこの世でここだけだという悲しい自負がありますが、同志の方がいたらぜひ声をかけてやってください。



あと最後にひとつ。
宣言しておきますが、アニメ「犬夜叉」に関しては結構な辛口です。
(そのへんはまた後ほどたっぷりと!



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Thoughts on スポンサーサイト萌えの原点、「犬夜叉」の桔梗

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